【体験記】『トップクラス問題集 国語 小2』をやり切った話|音読の力も侮れない!

都内最難関中学校を目指す長男が、小1の終わりから小2の春にかけて取り組んだのが『トップクラス問題集 国語 小2』。
この教材、中学受験を意識しているご家庭にはおなじみかもしれませんが、実際に取り組んでみると、「基礎だけじゃない力」が身につく良問揃いの教材でした。
今日は、やりきって感じたこと、進め方の工夫、そして音読の活用についてお話してみたいと思います。
📘 トップクラス問題集 国語ってどんな教材?
簡単に特徴をまとめると、こんな感じです。
- 学年相当の「標準」問題から、最上位層向けの「トップクラス」問題まで収録
- 文量が比較的しっかりしていて、設問の思考レベルも高め
- 記述問題も多く、「読んで、考えて、書く」練習がしっかりできる
- 答え方の丁寧さや、言葉の使い方も学べる構成
つまり、「学校のテストで満点を取る」ことよりも、「より深く文章を読み、考える力を伸ばす」ことを目指した問題集です。
🗓 わが家の取り組み時期と進め方
長男が始めたのは小1の3月ごろ。
春休みにかけて少しずつ進めて、小2のゴールデンウィーク前にはやり切りました。
取り組み方としては、
- 1日1ページ(見開き)を目安にコツコツ
- わからない問題は、無理に自力で解かせず一緒に考える
- 記述の添削は丁寧に、「どこがいい答えだったか」も言葉にして伝える
とにかく**「丁寧に取り組むこと」**を意識して進めていました。
🔈 音読を取り入れたことで得られたもの
トップクラス問題集の文章は、音読してみると意外に難しく、かつ深みのある内容です。
わが家では、解いた後に一度音読をさせることを習慣にしていました。
すると、いくつかいい効果がありました。
✔ 読解力アップ
文字を追うだけでなく、「声に出して読む」ことで、語感や文の構造が自然と身につくようになりました。
✔ 語彙の定着
難しい語句や表現も、音として何度も口にすることで、定着が早くなりました。
✔ 集中力が高まる
音読をすると、自然と姿勢も正され、集中力がグッと上がります。
「音読=やるぞモードへのスイッチ」的な役割も果たしていました。
✏️ やり切ってみて感じたこと
この教材をやり切ってみて感じたのは、
- 思考力の土台を作るには、やはり「良質な文章」に触れることが大事
- 答え合わせよりも、「どう考えたか?」を話すことに価値がある
- 高学年教材へのステップアップの前段階として、とても良い導入になった
ということでした。
「まだ低学年だし、こんな難しそうなのは早いかな?」と不安もありましたが、一緒に取り組むことで確実に力はつきました。
📝 まとめ|トップクラス問題集は「深く読む」第一歩にぴったり
『トップクラス問題集 国語 小2』は、いわゆるハイレベル問題集の中でもバランスが良く、考える力が問われる良問が多い印象でした。
先取りや中学受験を意識しているご家庭にとって、
「ただ解ける」だけじゃない力を養いたいときの1冊として、とてもおすすめです。
もしこれから取り組む方がいたら、ぜひ音読とセットで、親子で楽しみながら進めてみてくださいね。